男性型脱毛症の治療は日々進化していますが、中でも手軽に行なえる治療方法としては薬を使った治療があげられます。薬は飲むタイプ、頭皮に直接塗るタイプが用意されており、どちらも合わせて利用することも少なくありません。
塗るタイプの薬はミノキシジルがよく選ばれており、血行を促進して髪を育ちやすくするのに役立っています。そして、飲むタイプの薬ではプロペシアが有名な存在です。これはもともとは前立腺肥大症などの治療に利用されていた薬で薄毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑える効果が期待できます。有効成分はフィナステリドで一日一回の服用で効果があり、AGA治療では代表的な存在です。
そして男性型脱毛症の場合は、治療は保険適用されず全額実費ということがほとんどです。それゆえに治療費は気になるところですが、今のところ、日本ではまだプロペシアのジェネリックは販売されていません。そして薬の効果はすぐに出るのではなく効果が出るまでには数ヶ月程度の期間は必要とされています。
そして、効果が出たら治療は終わりというわけではなく、効果を持続するためにはさらに長期に薬を続けていく必要があります。それゆえに治療費を抑える工夫はしていきたいですが、治療費を抑える工夫として、海外医薬品の個人輸入が注目されています。海外では日本では販売されていないプロペシアのジェネリックがすでに何種類も販売されており、エフペシアも口コミで人気の高い薬のひとつです。
エフペシアとはどんな薬なのかということとなりますが、有効成分はプロペシアと同じくフィナステリドで、1mgを含有しています。違いは製造販売しているのがインドのCipla社であること、値段がプロペシアと比べて格段に安いことがあげられます。そしてコーティング剤なども同じものではありません。リスクについても知っておきたいですが、同じ成分で作られている薬ですので、効果は同じように出ることはもちろん、副作用も同じように出る可能性があることがあげられます。それゆえに利用する前には副作用についてもよく確認しておきましょう。
リスクを抑えるためには正規品を購入することが大切ですので、正規品保証のある信頼できる業者を選んでおくことが大切です。購入は代行業者を選ぶと手軽に行なえますが業者の評判はよく調べておきたいところです。そして早く効果を出したいからと量を多目に飲んでしまうことも避け、正しく服用していきましょう。